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2025.03.17

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好きな本シリーズ【火の鳥 鳳凰編】

こんにちは。一棟懸命 楠本です。

今日は日本漫画の金字塔 【火の鳥 鳳凰編】に付いて話します。
手塚治虫は漫画の神様と言われています。当時漫画の地位はとても低く、せいぜい子供が見るもんだって言われている時代に、哲学的な思想・仏教思想・SF・サスペンスを全部入れ込み、漫画と言う物を現代の地位に上げた第一人者だとみんな思っているから、神様と言われているんだと思います。

世界中の漫画選手権があるならば、火の鳥は日本代表の大将に座っている位すごい漫画なんです。
しかも、本棚にこの本があったらカッコ良いですよね?様になりますし、全体的に引き締まりますよね?
女子が一冊でも持っていたら、テンション上がりますよね。

何がすごいかって1960年代に書かれた漫画だと言うことです。あの時代にこのスケールの漫画を描けるなんて・・ しかもこの壮大なスケールを超える漫画はまだ出ていないと言う所が凄いんです!

しかも、史実と創作が絶妙に絡まりあって歴史が好きな人にはたまりません。

火の鳥の中でも、私が好きなのが、鳳凰編です。牙王と茜丸と2人の対象的な話なのですが、物語が主人公みたいな感じな話です。

牙王
牙王は生まれた環境が悪く、刹那的に生きていました。自己中心的な考えでお腹が空いたら食べ物を盗み、抵抗されたら人を簡単に殺す様な生き方をしていました。でも、ある時一匹のてんとう虫(天道虫)を助けます。それが、縁(縁起)になります。

一切の出来事は縁起に寄って起こるとブッダは言っています。良いことも悪いことも縁が無いと起きないんです。これを因果応報・善因善果・悪因悪果と言います。

天道虫を助けることに寄って縁を考えさせられた牙王は、今までの自分は生まれた環境に執着していたから、縁を粗末にしていたことに気づき、民衆を助けるために仏像を彫ります。

茜丸
茜丸は最初から仏師でエリートだと言われていました。

ある夜、森で牙王と偶然出くわしました。牙王に食べ物を渡し助けようとしたのですが、牙王に右手の筋を切られてしまいます。それでも、茜丸はまだ左手が自分にはあると言って仏を彫れる事に感謝していました。

ある時 ブチと言う女性を助けて(縁起)ブチをモチーフに観音像を彫ります。その作品は魂がこもっていて誰もが認める作品になりました。

そんな中、橘諸兄から奈良の大仏を作るように命じられ指揮官になりました。今で言う、公共工事の一番偉い人になりました。茜丸は自分でも気づかないうちに権力に溺れていました。そんな時にブチが訪ねてきたのですが、昔の片手で掘っていた茜丸と変わっていたのでブチは直ぐ気付き大仏の掌に大便をして茜丸の元から離れました。 権力を手にして縁から見放された描写ですよね。

そんな中、正蔵院に鬼瓦を掘って欲しいと天皇より勅使が出ました。茜丸と牙王に依頼が行きました。
役人達が良いと言う方が選ばれることになり、茜丸の方が選ばれました。茜丸は牙王の作品の方が良いと思っていたのですが、権力で自分の方になりました。こともあろうに、牙王の両手を切り落としました。程なくして茜丸は病気になって亡くなりました。もう一生人間には生まれる事はありませんでした。ここの輪廻転生の絵が震えます。

牙王は両手が無いまま、山に登り最後は大きな太陽(お天道様)を見て美しいと言って終わります。これは、てんとう虫(天道虫)を助けた伏線ですね。

しかも牙王はどの巻でも出てきます。猿田一族として。でも、牙王の時に人を沢山殺しているから、因縁となってどの巻でも醜い姿で登場します。めちゃくちゃ奥が深い。

何が正義で何が悪なんて人に寄って変わります。1つの事柄で2つの相反する意味が成立するんです。答えがないから、火の鳥は面白いんです。

私と一緒に深い話しでもしませんか?

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